なんか最近自分が他のいろんな人のブログに求めているのは
情報ではなくて視点なんだなぁと感じることが多い。
例えば小室哲哉の事件のケースなんかでも
ワイドショーなんかでやってる通り一遍の
「成功者からの転落」みたいなストーリーには辟易していて
この機に乗じて彼のやってきたこと自体も空っぽだみたいなこという人もいて
そういうのはなんだかなぁと思う一方で、
金融日記:小室哲哉さん、なぜ・・・
踊る阿呆に見る阿呆|六本木で働いていた元社長のアメブロ
独占取材 Kの独白 - Chikirinの日記
この辺りの記事にはなるほどなぁと思わされた。
3つ目のはフィクションとして書いてありますけれども
妙に生々しい。
堀江さんの記事も実感がこもっているし
金融日記さんの記事も全くもってそのとおりだなと。
それぞれの立場から見えることを書いてらっしゃる。
最近周産期医療のニュースがいくつか出ていますが
産婦人科医や救急医療のおかれている状況については
数年前からお医者さんのブログを読み続けている僕にとって
非常に身近に状況を感じることがあります。
医療に関わる人達が自ら日々思う事を書いているブログには
事件が起こったときに表面的な反応をする社説なんかよりも
よほど価値があると思うんですよね。
事件があろうとなかろうと色んなところで色んな人は生きてますし。
事実の多面性を伝える、色んな人の立場の物の見方を知らせる
ということについて、マスコミは相当にハンデを負っていて
でもそれに対応するつもりってあるんだろうか、と思うと
新聞をとらなくなって久しい僕ですが
今後もおそらくそのままだろうなと思います。
#会社にあるものは読みますが。
情報っていうとなんか感覚的に違う感じがするんですけど
今後もこういう「視点」の感じられる記事を読んでいきたいものです。
説教する、糾弾する、という視点が固定されたものには興味ないし
自分のを豊かにしてくれるものがいいですね。