<< May 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
2009.07.28 Tuesday

エヴァ初心者が「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」を見てきました

テレビ版とかこれまでエヴァを見たことなかったというか
むしろ避けて通ってきてたんですが、
たまたま誘われましたものでなんとなく見てきまして
それはもうすがすがしいぐらいに
さっくりすっかりはまりました。

エヴァ放映当時はたぶん大学生〜仕事もせずぶらぶらしていた時代で
フリーターともヒッキーともつかぬ中途半端な状態だったので
鬱アニメだと噂を聞いていたエヴァを見て
「はまったりするとこれはやばいぞ」
と身の危険を感じて避けて通ってきましたところ
見るタイミングを完全に逸したという有様でした。

「破」を見たあと
これで初めてエヴァを見る人がどう感じるのか知りたい
というような文章をあちこちで見たもので
書いてみようかなと思った次第。

以下、感想。


----
一言、超爽快なアクションアニメでした。
鬱とかうじうじとかそんなこともなく
スピード感と圧倒的なアクションシーンの迫力に
やられてしまいました。
とりあえず使徒がとんでもなく強いし気持ち悪い。
全体的に「有機物・生物」と「無機物」の対比があって
痛さとか生理的な嫌悪感につながる表現が豊富。
過去のロボットアニメの系譜に比べると
ずっと有機的な感触が前面に出たデザインですよね。
ロボットよりは巨人と怪獣、
ロボットアニメというよりは特撮。
ベムラーとかレッドキングみたいないわゆる怪獣じゃなくて
ブルトンとかプリズマあたりの無機物と有機物の中間みたいなとことか
バキシムとかヒッポリト星人みたいなよくわからない力をもってる感とか
とにかく禍々しい。
アスカにさっくりやられた使徒や3人がかりでやられた使徒も
CGばりばりな無機質の気持ち悪さ、薄気味悪さがすごかった。
最後に出てきたエヴァを食べた使徒は食虫植物というか
ウルトラ怪獣でいうとチグリスフラワーみたいな感じ。
ミサトの着メロ?もウルトラマンぽかったし
一番最初もそれっぽい音でしたよね。

初めて見た人はわかるのか?
ていうのが主な心配ごとなんだと思うんですが
まあそれはどうってことなかったです。
わからないままどんどん話が進んじゃうんで。
さすがにネルフは地球防衛軍と認識しましたけど
ゼーレとかシナリオとか
宇宙で真空に裸でいた男とか
加持さんとマリの企みとか
十字架型に煙があがるとか
アダムとかリリスとか
人類補完計画とか
アスカがどうなったのかとか
それを言っちゃこのあとどうなんのかとか
わからないままの事柄は思い返せば山積みですけども
本編が終わって、前作より好きなアレンジの宇多田の曲がかかってる間は
呆然とすると同時にむしろ爽快な気持ちですらありました。

とにかくアクションシーンが派手でスピード感があって
生命としての躍動感にあふれていて
最後はものすごいカタルシス。
リツコが「世界が終わるのよ」とか言いながらも
綾波助かった、シンジよくやった的な満足感。
曲終りですぐまたよくわからなくなるんですけどね。

音楽はすごかったですね。
空からの使途を受け止める為に3体の使途が走り出す
出撃シーンの迫力たるや
あの音楽との合わせ方で鳥肌立ちました。
ビルを足場にして大ジャンプ、のとこは
スーパーマリオか!とか思いましたけど。

今日の日はさようなら、はどうなんでしょうね。
これが話に聞いていたエヴァの悪趣味なとこか!と思ったり。
僕も昔演劇の音響(選曲とオペレーション)とかやってたもんで
あえてああいう曲をあわせることとか
あえて日本語のセリフがあるところに日本語の歌詞のある歌をあわせることとか
「あえて」だなって言う風に感じてしまうわけで
ここはむしろそういううがった見方をしない人の感じ方のほうが興味あります。
僕はまあ「わーこれ悪趣味だなー。えぐさが際立つわー」って思いました。
なんにしても見てるときにものすごく落ち着かなかった。
でも逆にあそこでそれ相応の音をあてていたら
見るに堪えない映像になってたかもしれない。
そのあとの翼をくださいの方はそんなでもなかった。
向かう先がネガティブなのかポジティブなのかで全く正反対でもあるし。
対アスカ、対レイっていうところの対比にしたかったんですかね。

テレビ版とか前作の劇場版見ないとわからないとかいうのは
たぶんそういうものの見方してるだけっていう気がする。
別に破から見ても十分というか楽しめましたよ。
最初にテレビ版見なくちゃいけないとかいうのは重いです。
とりあえず事前の耳年増情報で得ていた
「鬱展開」みたいなのは特になかったんでよかった。
これからどうなるかわかりませんけど。
いいんじゃないですかね。破から見れば。面白いし。
序見なくても面白かったですよ。
はしょりとか詰め込み過ぎっていうのも
元のストーリーをそれこそ補完しつつ見てるからで
初めて「破」を見る人にとってはそれよりも
スピード感があってすごい、ぐらいじゃないかな。

僕は破を見た足でそのままツタヤに行って序を借りて帰りましたけどね!
あと、テレビ版も再放送してるやつを全部見ました。
#旧劇場版はまだ未見


綾波の名言「ぽかぽか」はちょっと笑ってしまいました。
あんまり周り笑ってなかったので我慢しましたけど。


言いたいことは5つ。
・破から見たって十分面白い。
・ロボットアニメていうより特撮のフォーマット。
・アクションシーンすげえ迫力。
・良くも悪くも音楽すげえ。
・アスカいいね。

以上です。
2回目見に行きます!

---

アスカがよかったといったら
このブログのデザインしてくれたたかださんが
絵を描いてくれました。
家宝にします。

エヴァ

comment

 TVで放映してたとき高校2年生だったんですが当時の庵野のインタビューで「電池を背負ったウルトラマン」というのが最初のモチーフだと言ってたような。初代〜・セブン・帰ってきた〜の初期3シリーズから受けた影響はでかいそうです。シナリオなども含めて。

 ロボットアニメと勘違いされがちですがTV放送第一話の時点で「人造人間エヴァンゲリオン」と言われてたり。youtubeで「1.5倍 エヴァンゲリオン」で検索するとでてくる動画がわかりやすく説明してくれて素晴らしいですよ。

 当時、竹熊健太郎が庵野監督にロングインタビューしたのが2冊にわけられて出てたんですが貸しましょうか?ブックオフとかにもあると思うけど。
waqutechre
2009/08/03 9:47 PM
> waqutechre
おー、やっぱそうなんですね。
電池を背負ったウルトラマンか。なるほど。
とりあえずブックオフ行ってみますw
テレビは日テレの再放送で全部見たので
旧劇場版を見たものかどうか、、ってとこです。

2009/08/03 10:20 PM
旧劇場版はあれはまぁみといた方がいいでしょー。本はスキゾ・エヴァンゲリオンとパラノ・エヴァンゲリオンで太田出版から出てました。元々クィックジャパンに載ってたインタビューに加筆したものです。相当売れたから簡単に買えると思います。
waqutechre
2009/08/05 9:41 PM









最近のエントリー

最近のコメント

カテゴリー別アーカイブ

月別アーカイブ

プロフィール&リンク

検索

Search this site.

Booklog

twitter