ITmedia ライフスタイル:ブルーレイは大好きだがコピーワンスは大嫌い
麻倉氏がこのような話をある会合で語った時に、とある在京キー局の人がこう語ったという。
「放送は生で見るものです。アサクラさん」
「コピーワンスは、もしかしてエアチェックする気をなくさせるのが目的ですか?との質問に対して、在京キー局の人は『まさしくその通り』と答えて非常に驚いた。こういうことをいっているのだから、ハイビジョン時代になっても放送局の体質は全然変わっていない」
生で見なくちゃいけない必然性のあるものってどれぐらいあるんかね。
というかそもそも録画したものを放送している番組でも
「放送は生で見るものです」
なんだろか。
生であることの本質的なバリューみたいなものを
追求した上で言ってるんなら話の続きを聞きたいものですが
上の文脈ではそうでもなさそうだ。
僕の場合だと生でしか見られないんだったら
多くの番組は見なくなる。既にそうだし。
能動的なメディア接触になれた人たちにとっては
プロ野球中継で後ろの番組がずれることすら
昔のようには許容してもらえないと思う。
たまたまなのかだからなのか
野球の視聴率が落ちて、放送自体が減ってるので
こうした「事故」は少なくなってるけど。
「生で見るものです」
というのは放送局の売り物である「広告枠」が
有限のタイムラインの中にあるわけで
誰もが自由にいろんな時間に番組に接触することになると
タイムラインの価格表が意味をなさなくなる。
という売り手の事情だよねぇ。
ほんとにCCCDのときと同じレールな気がしてならない。