先日の日曜日9月21日に武道館に行ってまいりました。
大雨の中、14年ぶりの筋肉少女帯@武道館
14年前はたぶん大阪の実家で
スペースシャワーで放送されたものを見ていたなぁ。
30過ぎて生で見る事になろうとは
自分の事を考えても、メンバーの確執で8年ものブランクがあった
筋少のことを考えても、なかなかにありえない出来事。
感慨深いものです。
仲直りしての再結成後のライブとしては
渋谷公会堂改めCCレモンホールで
単独公演とすかんちとのジョイントライブを見ているので
実は3回目。
とはいっても武道館はやっぱり感慨深いじゃないですか。
これは行かねば、ということで速攻チケットとりました。
南東スタンドだったので遠い席でしたけども
武道館はスタンドから全体見渡しやすくて
他のオーディエンスの盛り上がりもよく見えて
それはそれで楽しい場所だったと思います。
セットリストは
1.サンフランシスコ
2.君よ俺で変われ
3.日本印度化計画
4.暴いておやりよドルバッキー
5.労働者M
6.仲直りのテーマ
7.僕の宗教へようこそ(秦野猛行)
8.キノコパワー(横関敦)
9.元祖高木ブー伝説
10.福耳の子供(みのすけ)
11.香菜、頭をよくしてあげよう
12.バトル野郎〜100万人の兄貴〜(太田明)
13.イワンのばか
14.これでいいのだ
15.踊るダメ人間
16.トリフィドの日が来ても二人だけは生き抜く
(アンコール)
17.俺の罪
18.俺の歌を総て君にやる
19.GURU最終形
20.大釈迦(ゲスト全員)
21.ツアーファイナル
開演前のアナウンスの後に何故か会場から拍手。
これか!?これがメンバー全員40代バンドの再結成ライブの
高年齢層観客の為せる技か!!
とか思ったりしました。
10分押しぐらいだったかではじまったライブは
個人的に最も好きな曲、サンフランシスコからはじまって
仲直りのテーマまではいつものようにおかしなMCもてんこもり。
「僕の宗教へようこそ」ではセットの下からキーボードごと秦野猛行が。
エディ脱退後の筋少で長くサポートキーボードをやっていた
一番耳馴染みのあるサポートメンバー。
今はエディがサポートでありながら、ほぼ本メンバーみたいだもんな。
エディもMCの中で、「勝手に辞めてごめんな」的なこと言ってました(笑
その次はなんと横関敦!
太田明が参加するっていうのは事前に知ってたんですが
横関さんは知らなかったんでびっくりした。
「キノコパワー」かっけー。
MCで高木ブーさんに対する感謝を述べたあと「高木ブー伝説」
エディと橘高のバトルがある今のバージョンが最高にいい。
その次はギターとコーラスでみのすけが参加した「福耳の子供」
これもかなり予想外の選曲。
その後、息切れしたオーケンがチョコをくれ、チョコをくれ
といってダダをこねるというなかなかに画期的なMCタイムをはさんで
エネルギーが100万人力の男がいるじゃないか!という流れで
太田明参加による「バトル野郎〜100万人の兄貴〜」
絵面的にはものすごい感動しました。
太田が戻ってきたー!みたいな。
でも実際音はちょっとスネアがカンカン言ってて
あんまり好みではなかったかなぁ。
サポートドラマーの長谷川さんがメタルドラマー然とした音で
そっちに慣れてしまったっていうのもあるかも。
その後怒濤の後半戦と称して
「イワンのばか」「これでいいのだ」「踊るダメ人間」
「トリフィドの日が来ても二人だけは生き抜く」
と続いて本編は終了。
もちろんダメジャンプもします。
最後のトリフィドは実に橘高ぽくていい曲。
メンバーがひっこんでしばらくしてからアンコール。
オーケンとうっちーのどっちがボーカルをとるかで
ジャンケンをするという寸劇(笑)をはさんで
うっちーによる「俺の罪」
全般的にMCから曲への流れがよくできてたなぁと思いました(笑
その後2曲をはさんでなんと「大釈迦」!!!
横関、みのすけ、太田と順に出てきたところで
薄々感づいてたんですけど、やっぱりきました。
ベストアルバム「筋少の大車輪」の1曲目に
歴代メンバー競演による「大釈迦」があったんですが
まさか生で聴けるとは思わなかった!!
それまでと打って変わって煌煌とした照明がたかれた武道館
1万人でモンキーダンス。ハッピーでポジティブな空気だったなぁ。
終演後のアナウンスもなんか
なんかちょっと気恥ずかしかったけど
いいなあと思った。みのすけの声ですかね。
新曲もいい配分だったし
ゲストも楽しそうだったし
1万人の観客もきっとみんな楽しかったと思う。
14年ぶりの武道館はとてもいいライブでした!