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2009.05.29 Friday

日本人とマスク

新型インフルエンザの関連で
マスクがどこも売切れだみたいな話で
日本は異常だって言われたりするんですけども
・もはや国民病としての花粉症
・満員電車での通勤
の2点が大きいよなぁと思います。

日本以外の国で花粉症がどういう状況なのか全然知らないですけど
日本では花粉症の人はとても多いし
「予防として」マスクをすることに何の抵抗も無くなってますよね。
だってマスクしないと辛い、ていう個々人の話。
そのため自衛手段としてのマスクはすっかり一般化。

それと同時に日本以外の国ではおそらく稀であろう
満員電車での毎日の通勤。
あれだけ人口密度の高い密閉空間てそうはないですよ。
あの空間では「感染るかも」っていうリスクを
個人が感じるには十分過ぎますよね。

という2点を抜きに異常とか言われても。
そもそも満員電車が異常なんだぜ。
2009.05.29 Friday

牙が虫歯で使えない肉食

きじま りゅうた
自由国民社
¥ 1,260
(2009-05-23)

世間では弁当男子なんてのが流行ってまして
そのもずばりの本なんかも出ちゃったりして
表紙見て2度びっくりな昨今です。

で、おそらく弁当男子の源流になる草食男子というのもあって
友達とある男子のことについてメッセで話していました。

友人 の発言:
私がおもう草食男子って、
友人 の発言:
○○さんだなーとおもう。
友人 の発言:
性的には肉食なんだけど
友人 の発言:
あのナルシストなところとか
友人 の発言:
約束にズボラなところとか

kengochi の発言:
○○さんは草食じゃなくて
kengochi の発言:
牙が虫歯でつかえない肉食だよ。


自分で言っといておもしろかったのではっときました。
2009.05.28 Thursday

"hands" / 信近エリ

何年待ったことか。
信近エリの新譜が出ます。
iTunes Storeではもう既に販売が始まってまして
さくっと購入&ダウンロードしました!
#ダウンロードしました、だけ書くとあらぬ嫌疑をかけられたりするので注意(笑

nobuchika eri BLOG | 信近エリ オフィシャルブログ | 詳細
1.Melody   -Ryuichiro Ymaki
2.きみなんだ   -さかいゆう
3.タシカナモノ   -THE COMPANY
4.calling you   -DSK (Port of Notes)
5.せせらぎ   -信近エリ produced by 高田漣
6.つなぐみらい  -沖仁
7.STEP   -沖仁
8.DEEP BLUE   -大橋トリオ

作曲陣を見てお気づきかと思いますが
前回のクラブ〜ハウス路線から一転して
アコースティックな楽曲になっていて
僕は正直こっちのほうが彼女の歌の魅力が映えると思います。
一番好きなのはtr.7 "STEP"
ラテンなギターカッティングがいい。
このバックトラックにのせた声が超かっけー。
その他もtr.4 "calling you"がかなり好きで
これはちょっと打ち込み系の音だったりしますけど。
全編通して、アコースティックな音像なので
柔らかい雰囲気でもありながら
パワーというか強い意志を感じる声なんですよ。

すばらしいアルバムだと思います。

これってインディーズ、なんですよね?たぶん。
僕はもうメジャーもインディーズもないと思っていて
というか、メジャーであることの最大の利点である「流通」において
かなりの価値が毀損してきているわけで
プロモーションについてもゲリラも正攻法も混ざりあってきてます。
インディーズ(或いは個人)でできることがどんどん増えてきているとも思うんです。
このアルバムもmyspaceで全曲試聴とかやってますし
最初に書いたようにiTunesでも配信してますし
こうしたいろんな手段を通じて、本当に好きな人のところにちゃんと届いて
それで音楽活動が継続していけるような形になれば素敵だなと思います。


【参考URL】

信近エリ - MySpace(全曲試聴有)
nobuchika eri BLOG | 信近エリ オフィシャルブログ


信近エリ
HILLS RECORDS
¥ 1,800
(2009-06-03)

2009.05.27 Wednesday

雑誌の雑

portal shit! : 雑誌とTumblr
なんかもう、雑誌は死んだなぁって思う。自分が年を取って情報感度が低下してるってこともあると思うけど、本屋に行っても読みたいと思える雑誌がほとんどない。

Tumblrのdashboardは楽しいし、いまだに雑誌はよく買う方なんですけど
それはたぶん僕が世間一般レベルから乖離したぐらいの
情報ジャンキーだからだろうなという自覚はある。
とはいえ雑誌は死んだなぁという感覚はなんとなくあって
もしかすると「遊び」の部分が減ってきているのかもしれない
なんてことをなんのデータもなく思ったりする。

知らない何かと出会うために雑誌を買う必要は無くなりましたね。

というコメントが上の記事をquoteしていたTumblrの記事についてたんですが
総合誌といわれるもの以外は、雑誌自体がたいていカテゴリーを絞っていて
その上で多少ジャンル外の記事なんかもあったりして
そういうところに「知らない何か」との出会いがあったりする。
広告もしかり。
で、雑誌の雑誌たるゆえんというか「雑」な部分て
何でも入ってますよということなのかなと思うんですけど
そういう余裕がもしかしたらなくなってきているのかなぁ
なんてことをぼんやり考えたりします。
でもたぶんコンビニに行ったらまた何か雑誌買うと思います。
2009.05.26 Tuesday

"lollipop+" / marino

評価:
marino
FLAVOR RECORDS
¥ 2,000
(2009-04-22)

ナタリー - marinoのテクノポップ名盤が4曲増量でついに再発
このミニアルバムのオリジナル盤は2006年に発表。中田ヤスタカ(capsule)、ハヤシベトモノリ(Plus-Tech SqueezeBox)がプロデュースしたハイクオリティなサウンドが評価され、廃盤となった現在は高額のプレミアが付いている。

ということで聴いてみたんですけども
いいですねぇ。

01. clear beats(music:オクダヒデタカ)
02. フレイバー(music:中田ヤスタカ / words:中田ヤスタカ)
03. tic tac(music:ハヤシベトモノリ / words:marino)
04. strawberry(music:ハヤシベトモノリ / words:ハヤシベトモノリ)
05. ララリル(music:中田ヤスタカ / words:中田ヤスタカ)
06. lollipop(music:ハヤシベトモノリ / words:marino)
07. Pot marjoram(music:オクダヒデタカ)
08. パン・ダ marinopp(music:イマイケンタロウ&LABO / words:イマイケンタロウ&marino)
09. てんとう虫とチューリップ(music:オクダヒデタカ)

というところでいうと
3,4,5,6が特に好きです。
ハヤシベトモノリの曲は全部いい!
「おもちゃ箱をひっくり返したような」と表現されるような
カラフルでポップで世話しない音楽なんですけども、その中でも
tr.04 "strawberry"はカヒミ・カリイを思い出すようなウィスパーボイスで
もしかしたらこれいちばんあってんじゃね、とか思ったり。

ちなみにハヤシベトモノリさんはPlus-Tech Squeeze Boxというのをやっていて
僕はそっちもとても好きです。

【参考URL】
[VROOM-SOUND.com] - Plus-Tech Squeeze Box - official HP
plus-tech squeeze box - MySpace : 音楽の無料試聴、動画、写真、ブログなど
2009.05.25 Monday

新世紀メディア論-新聞・雑誌が死ぬ前に

小林弘人
バジリコ
¥ 1,575
(2009-04-03)
Amazonランキング: 196位

元「ワイアード」日本版編集長のこばへん(小林弘人氏)が書いた
現在のメディア、主に出版、雑誌、新聞といったところから
現在小林氏の会社であるインフォバーンで運営している
ギズモード等のブログメディアまでを範囲とした
Publishing/Mediaの今と未来についての本。

publishの意味 英和辞典 - goo辞書
━━ vt. 発表する, (法律などを)公布する; 出版[発行]する.

出版社だ取次だという今の「ビジネスモデル」としての出版と
言葉の意味の原点である「publicにする」という意味での
publishの現在と未来を本当に鋭く見極めていて
それは伝統的な出版事業にも、ブログメディアにも
試行錯誤をしながら関わってきた人であるからこその説得力がある。

ワイアードは出版当時、僕も心酔していた雑誌で
山下達郎の歌に「アトムの子」というのがありますけど
さしずめ僕は「ワイアードの子」だと思うぐらいに
インターネットが広まり始めた世の中の動きや
未来像をワイアードを通じて思い描いていた覚えがあります。

ネグロポンテがいうところのアトムからビットへという話で
音楽でも何でも「デジタル化」可能なコンテンツについては
ほぼほぼ同じような構図が発生すると思うのですが
「出版自体はなくならないし、雑誌も新聞もなくなりはしないだろう
 ただ、今のビジネスモデルはレガシーなものになっていくだろうし
 今の企業規模が維持できるかどうかはわからない」というような話は
今の「会社」にとっては寿命の宣告に近い話であっても
そこから飛び出して何かやってやろうと思える個人にとっては
エールになるんじゃないかな、と思うんですね。
悲観的な話ばかりでもなければ
逆にインターネット万能論のような楽観的な話ばかりでもなく
極めて冷静に本質を見つめようとする視線が感じられました。

web業界や出版/メディア業界にいるひとは必読だと思いますね。


【参考】
『新世紀メディア論』をもっと深く読むためのレファレンス : ライフハッカー[日本版], 仕事も生活も上手くこなすライフハック情報満載のブログ・メディア

誰でもメディア宣言:日経ビジネスオンライン(元となった連載)

サイゾー創刊編集長が過激に提言!<死が迫る雑誌たち>のサバイバル術(前編) - 日刊サイゾー

サイゾー創刊編集長が過激に提言!<死が迫る雑誌たち>のサバイバル術(後編) - 日刊サイゾー

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